コラムCOLUMN
ビル用マルチエアコン室外機修理!!
今回は超大型室外機(大型室外機が連結されており、室外機1台に対して室内機が10台以上繋がるタイプ)の修理でした。
普段は弊社にて交換修理を行うのですが、集中管理が設定されている等の多くの状況を考慮してメーカーサービスにて施工を行っていただくことを決めました。エアコンの修理の場合、故障してる部品を1つずつ変えていかないと次の故障場所が分からないことが多くあります。例えば基板(エアコンの頭脳部)が故障し動かない室外機の基板を交換し、エアコンが運転を始めると圧縮機やファンモーターという部品から大きな異音が鳴るというようなことが起こりえます。今回のような室外機では圧縮機が連結されている室外機それぞれについております。エアコンの圧縮機がおかしいですとリモコンにエラー表示がされていますが、圧縮機は高価な部品です。
全ての圧縮機を交換するのと故障している圧縮機を特定して交換修理するのと金額で言うと100万円の差が出る可能性があります。
メーカーサービスのみがエアコンの故障を特定することができるPCを持っています。
高額修理の上、何度もに渡る修理をの可能性、お客様に多大なご迷惑をおかけするリスクを考え、ダイキンサービスにて施工をしました。勿論弊社にて施工完了も可能です。正直その方が弊社の利益も上がります。弊社ではお客様の利益が最優先です!!!
今回メーカーサービスに依頼し、無事に修理を完了することができました(o^―^o)
修理の様子をご紹介します!!!
☆修理前後の室外機☆
朝から工事を開始し、完了時にはすっかり日が沈んでしまいました。
☆新しい部品☆
☆ガス回収作業・電動ウィンチでの圧縮機撤去・撤去後の室外機内部☆
☆基板等の交換・圧縮機設置・配管溶接作業☆
☆冷媒ガス充填☆
部品交換後、真空乾燥作業や機密検査等の工程を経て、冷媒ガス充填を行い、設定ご試運転を行い、作業完了です!!!
大型の室外機は冷媒ガスもなん10キロも充填されていることも多く、回収作業や充てん作業にも多くの時間を要します。冷媒ガスが通る冷媒配管も長く、真空乾燥作業にも時間を要します。
寒い中ご対応いただいたサービスのエンジニア様、安全に無事に作業完了していただき、お客様に修理完了にて引き渡しができ、ありがとうございました(o^―^o) お客様により良いサービスを提供できるように最適な方法を考え、今後ともメーカーサービスさんにもご協力いただき、頑張ります!!!エアコンのお困りごとは何でもご相談ください( ´∀` )