コラムCOLUMN
ホットスタートはご存じでしょうか???
この近日、大阪でも雪が舞い、凍るような寒さが続いております⛄
長年に渡りご依頼をいただいておりますお客様より「エアコンが動かず暖房が効かない」との連絡を受け訪問いたしました。
エアコンは故障しておりませんでした。なんと室外機が凍っておりました(⊙_⊙;)(⊙_⊙;)
冬場にエアコンの暖房が止まってしまう、すぐに動かないような場合は「霜取り運転」が原因の場合があります。
霜取り運転とは室外機の熱交換器に付いた霜を溶かす機能を指します。 霜取り運転が行われている時は、霜を溶かすために暖房が使われる状態になっており、室内は暖まりません。 エアコン自体は正常に機能していて故障ではないありません。
暖房運転開始時、除霜運転時など、冷たい空気が吹き出すのを防ぐため送風を停止します。 このときリモコンに「除霜/ホットスタート」と表示します。 約6〜8分(最長15分)で、元の運転に戻ります。度々エアコンが停止し、寒いと困られることがあると思います。その対策をご紹介します(o^―^o)
それはとても意外なことです・・・
「エアコンの設定温度を数度下げる」ことなんです!!!!
暖房時は部屋の寒い空気が室外機経由で外に出ます。その際、温かくしようと冷たい空気をどんどんと外気に出す際に室外機に霜ができ、その霜を取るために霜取り運転モードとなってしまいます。設定温度が高いほどエアコンは頑張って冷気を室外機から吹き出します。
※霜取り運転モード中は、メーカーによって「霜取運転中」「ホットスタート中」「暖房準備中」などと表示が出るようです。
そこで、エアコン設定温度を下げると、室外機から冷気を吹出す動きは穏やかになります。その結果、霜は室外機に出来にくくなり、霜取り運転モードが減ることになります。設定温度を下げた結果、エアコンが停止する回数が軽減され、部屋を暖かく保つことができます。
「今までは部屋が寒いので、設定温度を上げてということをしていたので目から鱗の方法でした。」とお客様はびっくりされます(o^―^o)
また、室外機の近くに雪があっても同様の理由で霜取り運転となり温かくならないので、室外機の近辺から雪を取るというのも重要です。
こまめにフィルター掃除をするのも効果的という話ですので、霜取り運転に悩んでいらっしゃる方の参考になれば幸いです。
エアコンが寒い日に停止する場合、もちろん故障の場合もあります・・・お困りごとは一度ご相談ください(●’◡’●)