コラムCOLUMN
ショートサーキット・・・
2024.10.21
今朝は冷えました🥶
気持ちの良い気温の時間は短く、昼間は冷房、朝晩は暖房を使っております・・・
暑い日にはエアコンのエラーの問い合わせで「高圧カット」と呼ばれるエラー表示が増えます。
どのようなエラーかと言いますと・・・
機器内部の冷媒を冷やしきれず圧力が限界まで上がり、強制的に運転を停止することをです。
高圧カットが発生すると、室外機が停止→室内機も停止します。
では、エアコンの高圧カットの原因はと言いますと・・・
室外機は内部の熱交換器に外から風を送り、冷媒を冷やしています。 しかし外からの風の温度が高いと冷やす役割を果たせません。 また室外機そのものが熱くなりすぎても冷却が追いつきません。 室外機の周囲が高温になりすぎると冷媒を冷やしきれなくなり高圧カットが発生します。
外気温が高い今、皆様のお使いのエアコンの室外機はどのような場所に設置されていますでしょうか?
①直射日光の当たらない場所でしょうか?
②エアコンの室外機は風通しの良い場所に設置されていますでしょうか?
③エアコンの室外機の熱交換を行う裏に設置の熱交換器は目詰まりしていないでしょうか?
④エアコンの室内機の汚れは室外機に負担をかけます。室内機のエアコンのフィルターは清掃されてますでしょうか?
皆様、エラーが起こる前に一度お使いのエアコンの室外機を確認してみてください!!
室外機が汚れている場合はバケツの水や、ホースで勢いよく流して、表面の汚れだけでも落としてください!
室内機のエアコンのフィルターを清掃してください!
今回はエアコン室外機に取り付ける風向調整板をご紹介したいと思います。
風向調整板はどのような役目を果たすかと言いますと、狭い空間に室外機を設置する際に、ファンの部分に取り付けて排気の風向を調整するための部材。 吹き出す風の方向を変えて、空気の循環を促すことが風向調整板の役目です。 風向ガイドなどとも呼ばれています。
室外機の前面にあるファンから吹き出した風を、背面や側面にある吸込口からそのまま吸い込んだ場合、室内と室外の熱の交換がうまく行われずエアコンが正常に機能しにくくなります。この現象をショートサーキットと呼びます。今回は風向調整板の画像をアップし、皆様にご紹介したいと思います(o^―^o)
店舗の入り口付近の室外機、狭い場所に設置の室外機などに設置されているのをよく見かけます!
今年の夏、ダイキン製の空調機では「E3エラー」三菱電機製では「P8エラー」「Udエラー」などが一度でもあったお客様、来年の夏はエアコンの大きな故障に繋がるかもしれません・・・
エアコンを止めて過ごせる季節の間に是非エアコンのメンテナンスをしてください(o^―^o)