コラムCOLUMN
厨房内のエアコン洗浄☆彡
これからの季節、ご飯を作る厨房はサウナ状態です!
食事を用意する場所なので清潔も必要です。厨房には厨房用のエアコンがあります。
今回は厨房用の天吊エアコンの清掃をご紹介します(o^―^o)
☆洗浄前後の本体☆
☆洗浄前後の内部部品☆
☆熱交換器の洗浄前後と風景☆
厨房用エアコンは通常業務用エアコンに比べて価格が高いんです・・・
通常の業務用エアコンと何が違うの?と思われるかもしれません。
特徴をいくつかご紹介します(^▽^)/
①本体は汚れにくく、清掃しやすいステンレス製
サビや汚れに強く、また汚れても簡単に拭き取れるよう室内機の主要な外板にはステンレスが使用されています。
②汚れがつきにくく洗浄しやすいワッフルフィン
熱交換器はフィンピッチが広く、油煙などによる目詰まりもしにくい構造となっています。
- *汚れないわけではありませんので、定期的なメンテナンス(機内の洗浄)は必要です。
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③抗菌・防カビ処理のロングライフフィルター
フィルターは油煙をしっかりキャッチする不織布のオイルミストフィルター。抗菌・防カビ処理を施されていますので、フィルターで捕らえた菌やカビの繁殖が抑えられます。
使い捨てタイプでお掃除不要です。フィルターは汚れたら交換する使い捨てタイプ。
④快適性 冷房時の吸込空気温度、最高45℃まで対応可能
一般的なエアコンでは、能力が充分に発揮できる吸込空気温度の上限は32℃までとなっていますが、厨房用エアコンでは45℃まで対応が可能です。
以前エアコンのご依頼を何度もいただく施設様の厨房に建築当時に通常の天井カセット形のエアコンが設置されていたことがありました。設置後数年でエアコンの心臓部である室内機の熱交換器が故障・・・。
部品代のみで10万円オーバーの修理をさせて頂きました。その翌年、また同じ室内機の熱交換器が故障しました。原因としては厨房に通常タイプのエアコンを設置していたことだと考えられました。近くに業務用の食器洗い機があり、高温の水蒸気が1日に何度もエアコンにあたる状況でした。施設様に故障の原因を説明し、ご理解いただき修理の翌年に厨房用エアコンを新設させていただきました。
これから厨房等にエアコンの設置をされるお客様、是非厨房用用のエアコンを検討してみてください(o^―^o)